マルチサイクロン（遠心分離式プレフィルター）

　（１）マルチサイクロンのご紹介
　（２）マルチサイクロン砂除去の動画ご紹介
　（３）マルチサイクロンデモ機のご紹介
　（４）お客様の声
　（５）Q & A　


■マルチサイクロンのご紹介
　マルチサイクロンは、16本のサイクロンにより水等に含まれる30ミクロン以上の異物を取り出す事が可能な機器です。プレフィルタ　　ー装置としてメインフィルターのメンテナンスの最小化に役立ちます。 　　










　　　　

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■マルチサイクロン　砂の除去の動画
　　マルチサイクロンによる水の中の砂の除去の様子を動画にしています。下記リンクからご確認ください。

　　　　マルチサイクロンの砂除去の動画




■マルチサイクロンデモ機
　マルチサイクロンのデモ機を作成しました。このデモ機を使って汚れた水でお困りのお客様を
　訪問し、汚れた水の浄化実演を行います。水より比重の大きい成分を取り出す事で、水の汚れを取り
　きれいな水になる事をご覧ください。※1
　このデモ機はポンプの仕様により、80リットル/分の水を処理する事が可能です。
　（マルチサイクロンはMAX　300リットル/分の能力があります。）
　※1　水より比重の軽い水中浮遊物の除去は出来ません。

　デモ機の軽量化を行い（写真下）、デモの際のワゴン車への積み下ろしを容易にした。見た目はほぼ
　変わらないが、フレームを取り除いた事で大幅な軽量化となった。
　早速デモに出かけてお客様に水の汚れ取りを実感頂いた。






















　省スペース化のためにデモ機の更なる軽量化を行った（写真下）。幅-250mmのスリム化と-9Kgの軽量化を行った。
　これで狭いスペースへの設置も可能になり、お客様へのをデモを更に加速させ、マルチサイクロンの良さを実感して頂きます。






■お客様の声
　（１）マルチサイクロンをご購入頂きました梨農家様の声を掲載しました。
　用途：梨畑への散水、生活用水（お風呂・トイレ）
　ご感想：畑の水散布用のノズルの目詰まりが起こらない（砂が除去されている）。
　　　　　マルチサイクロンの沈殿槽に砂が溜まっているのが見えるので、安心できる。
　　　　　最初は思ったより大きく感じたが、能力及び除去されたものが見えるので満足している。
　
　
　
　　　　　　　　①設置状況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　②沈殿槽への砂の堆積



　（２）マルチサイクロンを工場に導入して頂きました。
　　　　　クーリングタワーのドレンにマルチサイクロンをつないで、異物を取り除いた水を受水槽に戻す事で、循環水の
　　　　　浄化をする事が出来ました。


　　　　　　　　　　　①設置状況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　②沈殿槽への異物の堆積
　　

■マルチサイクロンに関するQ&A
　　　　　
　　Q：真水以外にも使用できるか？
　　　　　 A：上水・地下水・海水等にご利用できます。ただし粘度が高い流体に使用すると、詰まりや破損の原因となりますの
　　　　　　　で使用しないでください。また、沈殿槽は透明ポリカーボネート製ですので、アルコールなどの薬品類を通すこと
　　　　　　　は避けてください。
　　　　　　　
　　Q：濁り水をろ過できますか？また分離できないものはありますか？
　　　　　 A：マルチサイクロンは水より比重の重い物質を遠心分離機能により除去することを目的として開発されました。従いま
　　　　　　　して水に溶け込んだ物質および比重の軽いもの、例えば濁り水や藻などは除去することはできません。また固形物の
　　　　　　　サイズは 20μ～2㎜の範囲で除去可能です。この範囲以外は分離できない、もしくは十分に分離できない可能性があ
　　　　　　　ります。
　　　　　　　
　　Q：温水を流せますか？
　　　　　 A：マルチサイクロンは、水温が0℃～45℃の範囲で使用できるように設計されております。0℃以下の冷水、又は46℃
　　　　　　　 以上の温水での使用は本体破損の原因となりますので、絶対に使用しないでください。
　　　　　　　
　　 Q：マルチサイクロンの指定流量以下で使用できないか？
　　　　　 A：指定流量を下回る環境で使用したい場合は、内部のサイクロン部の一部にプラグをして、他のサイクロン部に水の流
　　　　　　　 を集めることで調整可能です。目安として、サイクロン1か所あたり最大25L/minの流量を受けられるので、ご使用
　　　　　　　 流量に近い、できるだけ少ない数のサイクロンを使用すると効果的です。
　　　　　　　
　　 Q：屋外に設置することは可能か？
　　　　　 A：マルチサイクロン本体は透明ポリカーボネート製ですので、本体に光が当たると藻やコケが繁殖しやすい環境となり、
　　　　　　　効果が落ちる可能性があります。屋外設置は可能ですが、マルチサイクロン本体をシートなどで被い、遮光する工夫が
　　　　　　　必要です。
　　　　　　　
　　 Q：排出のタイミングは？
　　　　　 A：分離された汚れが沈殿槽の半分程度たまったら、ドレンバルブを開放して排出してください。
　　　　　　　
　　 Q：排出頻度が高いので何とかならないか？
　　　　　 A：ドレンバルブを自動化することにより効率よく排出することが可能です。ご相談下さい。
　　　　　　　
　　 Q：パーツの交換は可能か？
　　　　　 A：付属のパーツはお取り寄せ可能（有料）です。販売店までお問合せください。
　　　　　　　なお、パーツ交換に伴い本体を分解する場合は、劣化の恐れがある為、ボルト・ナット・ワッシャーを新し
　　　　　　　い物と交換してください。また組立の際は破損の原因となりますので、締め付け過ぎにご注意ください。